2018/07/03
出産は十人十色♪
こんばんは!
4歳のやんちゃ坊主と
2歳のおてんば娘の母、
10mois WEB SHOPの北河です。
SNSを使用している方も増えて、
それぞれの出産ストーリーを見かける機会も多い気がします。
語りが止まらなくなるくらい大きな出来事。
本当に出産は十人十色の物語があります。
私は一人目の時に帝王切開だったため、
二人目も帝王切開で出産しました。
出産してしばらくは、自然分娩ではなかったことが
心に引っかかっていました。
出産するその日まで、自然分娩で産むものだと
思い込んでいたからだと思います。
そして痛みに耐えて産む体験をしてみたいとも考えていました。
人生で一番痛いってどんな感じなのか、
怖いけど味わってみたい気持ちもあったのです。
出産は「どう産んだか」の過程ではなく
「安全に子供がこの世に誕生する」という結果が全て、
と頭ではわかっていても
傷を見るたび少し沈んだ気持ちにになり、
なかなか消化できませんでした。
そんなある日。
子供達とお風呂に入っていた時のこと。
私のお腹の傷を見て、
「ここから生まれたんだよね~!」
「この中にいたんだよね~!」と
嬉しそうに言ってくれました。
そうか。
子供達にとっては、私のお腹の傷は
ここから自分が生まれたという証に見えるのか、と。
それからは、ただの傷ではなく子供と私をつないでいた
名誉の証のように思えてきたのです。
どんな産み方でも、
子供にとって安全なお産であれば
すべて正解なのだと今は強く信じています。
全てのお産は命を懸けて命をつなぐことに変わりはなく、
赤ちゃんがこの世に誕生することは奇跡に他なりません。
これまで形のない劣等感を感じていた自分が
一番偏見に凝り固まっていたのではないかと気づかされました。
命を懸けて出産した、その証がこの傷だと思うと、
名誉の負傷(負傷とは言わないか(笑)も悪くないものです。
これからご出産の妊婦さん、素敵な出産ストーリーになりますように!