2019/03/05
700万年の共同保育
こんばんは!
4歳のやんちゃ坊主と
3歳のおてんば娘の母、
10mois WEB SHOPの北河です。
先日3歳になった娘が、
ここ最近夜のおむつも卒業してくれそうな勢いで
どんどんお姉さんになってきています。
私の方がびっくりするような成長ぶりで、
ふにゃふにゃの赤ちゃんの頃を懐かしく思います。
しかし、その渦中にいるときは、
いつかこんな気持ちになるとは思ってもみませんでした。
だって、ひと時も目を離せないのですから。
動物の赤ちゃんは生まれてすぐに自分で立ちあがり、
自分でお乳を飲みます。
それに比べて人間の赤ちゃんは、動けず泣くだけで
すべてを周りにゆだねる事しかできません。
人間は二足歩行に進化する過程で骨盤が小さくなり、
そこを通れるサイズで生まれてくるのだそうです。
つまり動物と比べたら、未完成の状態で生まれてくるのですね。
そして生まれてから脳も身体も成長を続けていくのです。
そしてそれを可能にしているのが
人類は共同保育をする生き物だからだそうです。
人類は二足歩行を手に入れる代わりに、
赤ちゃんをリスキーな状態で出産しても
周りが助け合って、赤ちゃんを安全に育てる、
共同保育というシステムで赤ちゃんを守り育ててきたのです。
人類は700万年のあいだ共同保育で子供を育んできたわけで、
ママ一人で頑張ることは、とても難しいことだと腑に落ちます。
だから現代でも、子育てに役立つグッズはどんどん使っていいし、
周りの手もどんどん借りていいのです!
私たち人間は、みんなで子供を育てていく生き物なのですから。